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一酸化炭素中毒事故を受けてのお客様へのお願い

リンナイ株式会社製の開放式小型湯沸器による一酸化炭素中毒事故を受けての《 お客様へのお願い 》

日頃より、町営ガスをご利用いただき誠にありがとうございます。

平成19年2月7日、神奈川県におきましてリンナイ株式会社製の開放式小型湯沸器(不完全燃焼防止機能付き)による死亡事故が発生しました。当該事故は、一酸化炭素(CO)中毒によるものとみられています。

リンナイ株式会社が過去の事故事例を調査したところ、下記の機種において4件の死亡また負傷事故が発生していることが確認されました。

現在メーカーをはじめ関係方面で事故の原因究明についての調査を行っているところですが、同様の事故の発生を防止するため、小型湯沸器をご使用の際はメーカー・型式にかかわらず、十分な換気を行っていただくようお願いいたします。

1 一酸化炭素中毒事故が発生した小型湯沸器の型式(リンナイ株式会社製)

代表型式 販売者 OEM型式 製造期間
RUS-5RX リンナイ(株)
1991年7月~1994年3月
東京ガス(株) RN-405SD 1991年9月~1994年6月
東邦ガス(株) RI-5SH 1991年10月~1994年3月
西部ガス(株) RUS-5RX 1992年3月~1994年4月
北海道ガス(株) KRN-685C 1992年6月~1994年6月
京葉ガス(株) KRN-0111 1991年9月~1994年2月
北陸ガス(株) HRN-395A 1991年8月~1993年12月
東芝設備機器(株)

現:東芝キヤリア(株)

HPG-52S、

HPG-52DS、

HPG-52S-K、

HPG-52DS-K

1991年9月~1994年6月
(株)日立ホームテック

現:日立アプライアンス(株)

GCD-508S 1993年3月~1995年1月
タカラスタンダード(株) TUS-5RX 1991年9月~1993年6月
RUS-51BT リンナイ(株)
1994年5月~1997年1月

リンナイ株式会社では上記の「該当機種をお使いの際、たびたび火が消える(お湯が水になる)症状が出ている場合には点検が必要」としています。

該当機種の点検に関しては、リンナイ株式会社へご連絡をお願いいたします。

【リンナイ(株)お問い合わせ窓口】フリーダイヤル(無料)24時間受付

0120-885-587

2 小型湯沸器をご使用の際のお客様へのお願い

換気が不十分な状態でガスが燃焼すると、不完全な燃焼となり、同時に有害な一酸化炭素(CO)を発生し中毒をおこす恐れがあります。

小型湯沸器をご使用の際にはメーカー・型式にかかわらず換気など次の点に注意をして下さい。

開放式小型湯沸器を使用する際の注意事項

  • ご使用中は必ず換気(換気扇を回す、窓をあける等)をして下さい。
  • 使用中にたびたび火が消える場合は、直ちに使用を中止し、お買い求めになったお店または修理店またはガス課にご連絡下さい。点検が必要です。(有償)
  • 風呂・洗濯機等への給湯、シャワーには使用しないで下さい。

小型湯沸器はたくさんの空気を使います。

●小型湯沸器は、ガスコンロの約4倍の空気が必要です。新鮮な空気が不足すると、不完全燃焼をおこし非常に危険な状態になることがあります。

注意

次のような場合は不完全燃焼している可能性があります。

至急お買い求めになったお店または修理店またはガス課にご連絡下さい。

  • 熱交換器が右のように汚れたり、つまったりしている。(ガスを止めて上から覗いて下さい。)
  • 炎が右のように赤っぽい

3 金網式ストーブご使用時の注意点

燃焼部分が金網式のストーブ部は、ご使用の際に十分な換気を行って下さい。

また、次のような症状が現れると不完全燃焼(一酸化炭素の発生)のおそれがありますので、使用を控え、点検を受けて下さい。

  • 金網が変形してススが出ている。
  • 赤熱ムラができている。
  • いやな臭いがしている。
金網式ストーブ

金網式ストーブ