私は、このたび多くの町民の皆様をはじめ、各方面からの力強いご支援ご厚情を賜り町政を担当させていただくことになりました。山積する本町の行政課題を前にして、改めて身の引き締まる思いがしております。
今日の長南町は、急激な人口減少と高齢化が進み、今後更に少子高齢化に拍車がかかると言われております。そうなれば、町の生産機能は低下し、生活環境や教育環境、そして町の財政にも支障が出かねません。地域の活力は大きく落ち込むことになります。それだけは何としても食い止めなければなりません。
私は、これまでの行政経験を活かし、国や県とのパイプを太くして持続可能な行財政基盤を確立し、自立のまちを目指して「誰もが健康でいきいきと安全に暮らせるまちづくり」を進めてまいります。
圏央道という社会資本を最大限に活かす基盤整備、基幹産業である農業経営の安定化と耕作放棄地の活用、若者や子育て世帯の定住促進、子どもの視点に立った教育環境の整備、町民の皆様が集い憩える拠点づくり、町民の皆様と行政がひとつになっての「協働のまちづくり」など、今やるべきこと、将来に向けてやらなければならないことをしっかり見極め、スピード感をもって取り組むと同時に、経常経費の縮減と歳入増を図り財政の健全化にも努めてまいります。
私は、ふるさと再生に全力を尽くす所存でありますので、どうか皆様の一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
長南町長 平 野 貞 夫
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